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ビューティフルレイン 第三話 [豊川さん]

昨日、今日は気温が下がり、だいぶ過ごしやすかったですね。

夜はマンションの理事会もあるため、本屋と買い物に出かけたくらいでしたが

毎日、これくらいだといいのになぁと思うような気温でした。



ビューティフルレイン第三話

主治医に貰った冊子を参考に「予定はメモに残す」「禁煙」「病気に
良い食材を摂取する」などをさっそく実行する圭介。
紙に「禁煙」などと書いていた圭介に
「禁煙?またぁ?今まで何回禁煙した?」と飽きれたように言う美雨。
アルツハイマーの本の事を聞く美雨に
圭介は「難しい大人の、仕事の本だ」とごまかす。
大嫌いなかぼちゃを食べる圭介は「なんで?」と聞く美雨に
「好きになったんだ」と答えながら、今度美雨の参観日には
スーツで行くと約束する。
アルツハイマーの薬を見て「それ何の薬?父ちゃん、風邪ひいた?」と聞き
急に咳き込んで見せた圭介を不審げに見る美雨。

ベランダで圭介が洗濯物を干していると、アカネが
母屋のベランダに出て来て「昨日は大丈夫だったか?」と尋ねる。
「おかげさんで・・・」と答える圭介。

学校では「私の宝物」という題で作文の宿題が出される。
授業参観の時に発表するものだ。
美雨は通っているバレエ教室で先輩の菜子ちゃん(吉田里琴)に
「宝物は何?」と尋ねるが、何を書けばいいかわからず
困ってしまう。

工場では、この間圭介が約束に遅刻した会社から、大至急の仕事を
急に頼まれることになる。皆でピンチをチャンスにしよう!と頑張る。

アカネ宛てに旦那さんから荷物が届く。
社長夫妻は、やっぱり離婚か?と心配する。
荷物の中には、何故か圭介が買っていたのと同じ
アルツハイマー病についての本も入っている。

仕事の合間に美雨と朝から作っておいたカレーを急いで食べ
何か考えている美雨に「どうしたのか?」と聞くと
「作文の宿題があるの。今から集中するから、ドアを開けないで。
覗かないで」という美雨。
「お前はお鶴か?俺は与平か?」と一人芝居をする圭介。

仕事は無事終わり、皆で飲みに行くことにするが
圭介は自分の作業した部分の小さなミスに気づき
明日は美雨の参観日だから・・と誘いを断って、一人
ミスを修正する作業に取り掛かる。

アカネは工場に電気が点いているのに気付き、工場を覗くと
一人作業している圭介。
皆を呼ぼうというアカネに元々、自分のミスで受けた仕事だし
明日は参観日だから、どうしても今晩中に自分一人でやると言う。
圭介の気持ちを察したアカネは、ネジを平らに磨くくらいは
自分も出来るから・・・と手伝い始める。
途中、後は自分だけで・・という圭介に「美雨ちゃんのために
最後まで付き合う」と朝まで付き合ってくれた。
朝、アカネに促され、慌てて美雨を起こし、学校に行かせるが
そこに現れた社長に見付かってしまう。

授業参観の時間が近づき、保護者が現れるが、まだ圭介は来ない。
後は自分たちが引き受けるから・・と、社長や皆は
美雨の授業参観に行くように言ってくれるが、最後まで終えてから
スーツに着替える間もなく、学校に行く圭介。
誰かが走ってくる足音で、父ちゃんが来たことがわかり
それまでの心配顔から笑顔になる美雨。

小太郎君は「銀行の預金通帳」が自分の宝物だと発表する。
そんな中、徹夜がたたり、いびきをかいて立ったまま寝てしまう
圭介。先生に声をかけられても気付かず、美雨に起こされる。
次に美雨の発表の番になるが、作文は書けておらず、発表は
出来なかった。

参観が終わり、先生に謝っていると、帰ろうとする美雨を見付け
慌てて追いかける。「どうして宿題をしてなかったんだ?」と言う
圭介に「参観日に汚い作業着で、スーツで来なかったし、途中で
寝ちゃうし・・・父ちゃんなんて、大大大大大っ嫌い!」と言って
部屋に戻ってしまう美雨。
居合わせたアカネは、「圭さんは夕べ寝ないで、ずっと仕事していて
美雨が学校に行った後も仕事をしていたから、スーツに着替える
時間も無かったし、寝ていなかったからつい居眠りしちゃったのよ」と
話す。「でも、この頃、お父ちゃんがヘンなの」と話す美雨に
アカネは「何かあったら美雨ちゃんに、ちゃんと言うと思うよ。
美雨ちゃんが一番大事なんだから。そうでしょう?」と励まし
病院から帰って来た圭介に「他の人はともかく、美雨ちゃんにだけは
ちゃんと病気のことを話した方がいい」と言い
「圭さん、アルツハイマー病なんじゃ?もしそうだったら、薬を飲んでも
完全に治らないでしょう?ずっと隠しておくわけにはいかないし
いつかは言わないといけない時が来るんだから」と話すように促す。

仲直りのために、美雨の大好物のタコ焼きを買って部屋に戻った
圭介に「アルツハイマー」の本を出し「父ちゃん、これ病気の本
でしょう?父ちゃん、病気なの?アルツハイマーって
どんな病気なの?」と聞く美雨に、ついに病気のことを打ち明ける。
「ちょっと物忘れが多くなる病気」だと。でも「治らない」とは
言えなかった。
「ちゃんと栄養とって、タバコも止めて、薬を飲んでいたら治る」と
言ってしまう。
それを聞いた美雨は「大っ嫌いと言ったのは取り消します。
ごめんなさい。それから眠いのに頑張って参観日に来てくれて
ありがとう。だけど、病気も治ってないのに、寝ないで朝まで
仕事するって、どういうこと?今度から、そういう無茶は
止めて下さい」と言う。
涙をこらえて泣き笑いのような表情で「はい」と言う圭介。

その夜、美雨の寝顔を見ながら、ランドセルに中にあった
美雨の作文を読む圭介。
「私の宝物は父ちゃんです。」と書かれた作文。
「私が生まれてから、ずっと一人で朝ご飯を作り、洗濯や掃除をして
工場で働いて、買い物に行って、晩ご飯を作って、寝る前には
お話もしてくれます。父ちゃんが居なければ、私は生きてこられません
でした。だから私は、父ちゃんに感謝しています。早く大きくなって
父ちゃんの色々な、お手伝いをしたいです。そして宝物の父ちゃんと
ずっとずっと仲良く暮らしていきたいです。」と書かれている作文を
読みながら、主治医に「最後には自分が誰か、家族のことも
忘れてしまいます」と言われたことを思い出し、泣く圭介。

ベランダでアカネに、美雨に病気のことは話したが、治らないことは
言えなかったと話す。そして「神様っていると思う?もし居るなら
神様は不公平だよな」と言う圭介に「実はね・・・」と
何かを言いかけて止め、部屋に戻ってしまったアカネ。
その後、電話で「来週、そっちに行くよ」という旦那さん。

空を見上げて、涙ぐむ圭介。

**********************************


涙する圭さんにグッと来た第三話でした。

圭介を心配する、美雨の言葉や作文にも

心を掴まれましたね。

父ちゃんは、こんなにかわいい美雨のことまでも

いつかは忘れてしまうのか?

そう思うと、涙も止まらなくなりそうです。

どうかどうか、少しでも長く、この父娘にささやかな幸せの時間が

続きますように・・・と願ってやみません。

そして、何かを言いかけたアカネは、何を言おうとしたのか

気になります。

写真は公式サイトのフォトギャラリーより
beautifulrain3.jpg
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コメント 8

ゆうのすけ

こちらも 一昨日夕刻から 涼しくて過ごしやすいです。
でも 夏はもう終わって 秋が来たのかな。。。って錯覚しそうです。^^
素敵な日曜日を!☆
by ゆうのすけ (2012-07-21 23:02) 

アルマ

アルツハイマーって若年でもなるんですよね・・・
こういう思いをしている方が世の中にいっぱいいると思うと切ないですね・・・
by アルマ (2012-07-21 23:36) 

hatumi30331

見ましたよ〜
毎週・・・目が離せません。
by hatumi30331 (2012-07-21 23:59) 

フヂ

公式サイト見るよりわかりやすいです(*´∇`*)
安田顕さんが好きなのでこのドラマ観ようかとも
思ったのですが、号泣しそうなので観ておりません・゜・(ノД`)・゜・
by フヂ (2012-07-22 03:05) 

てんてん

梅雨いつ明けるのかな~
九州だけまだみたい(ヘ;_ _)ヘ…ウウウウウ
by てんてん (2012-07-22 07:22) 

サンダーソニア

そねさんは だいじょうブイ ではなさそうです。
辛い展開になりそうですね。
by サンダーソニア (2012-07-22 08:16) 

未来

アルツハイマーって、人間が長生きしたために出来た病と思っていましたが、
若年層のアルツハイマーもあるんですね。
どうにかなってくれると嬉しいんですが・・・。
by 未来 (2012-07-23 09:47) 

ともちん

第三話でこんなに・・・続けて記事を拝見して
ようやく涙目が乾いたのですが、また涙が出ました。
ドラマだということを忘れて感情移入しちゃってます。
by ともちん (2012-07-26 17:07) 

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